小児科,アレルギー科
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診療案内

よくある子どもの病気

かぜ(感冒)

くしゃみ・鼻水・発熱・倦怠感などの症状を示す急性の呼吸器疾患をいいます。ほとんどがウイルス感染症によるもので、抗菌薬(抗生物質)は効きません。「かぜ」にかかったら、充分な休養をとり、必要であれば、現れている症状に応じて薬を飲みましょう。鼻水、鼻づまりがひどい場合には、当院では鼻汁吸引も行います。

 

喉頭炎(クループ)

声を出すための声帯やのどが、ウイルスや細菌に感染し、気道の粘膜が腫れてしまう病気です。腫れによって気道の内腔が狭くなってしまうので、突然、呼吸が苦しくなったり、急にオットセイや犬が吠えるような咳が出始めます。咳はしだいに軽くなっていきますが、良くなるまでには少し時間がかかります。また、良くなっても別のかぜをひいた時に症状が繰り返すことがよくあります。ウイルスが原因の場合は、安静にして加湿しておきます。水分をしっかりとるようにしましょう。鎮咳薬(咳を鎮める薬)を使うこともあります。重症な場合は、のどの腫れを取るために、血管を収縮する作用のあるエピネフリンという薬剤を吸入したり、ステロイドを内服して喉の腫れをひかせます。

 

アデノウイルス感染症

夏期に注意したい感染症の一つにアデノウイルス感染症があります。このアデノウイルス感染症の症状は、軽度なかぜ程度から重症の扁桃腺炎、肺炎、結膜炎、嘔吐下痢症など様々です。特に夏期にピークをもつのが咽頭結膜熱(プール熱)で、急な発熱で発症し、食欲不振、全身の倦怠感とともに、咽頭炎、結膜炎を伴います。高熱は3~5日程度続くので心配ですが、ほとんどの場合は1~2週間程度で完治します。発熱は、一種の体の防御反応です。熱が上がったからといってすぐに、解熱剤など使用せず落ち着いて様子を見ることが何より大切です。

 

ウイルス性胃腸炎

ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスなどの腸管ウイルス感染によるもので、突然吐き始め、続いて水のような下痢、ときに白っぽい色の下痢になり、普段の便に戻るのには1週間位かかることがあります。ひどい時は熱も出て、とくにロタウイルスの場合には嘔吐や下痢が続いて点滴や入院治療が必要になることもあり、注意が必要です。嘔吐が続いている時はある程度吐くのが落ち着くまで何も与えず、おさまってから少量の水から与えましょう。ロタウイルスは春に、ノロウイルスは1年中流行があります。同じウイルスで何回もかかることがありますが、2回目以降は症状が軽くなります。ともに嘔吐物や便の中にウイルスが大量に含まれており、手で触ったり、吸い込んだりすることで感染しやすいので注意が必要です。

 

溶連菌感染症

溶連菌感染症は、A群β溶血性連鎖球菌(略して溶連菌)という細菌の感染によって起こる病気の総称です。菌そのものは、よくいるありふれた細菌のひとつです。一般的に赤ちゃんが感染することは比較的少なく、感染したり発症したりするのは幼児や学童が中心です。高熱とのどの痛みで始まり、赤い発疹が全身に広がります。初期症状はかぜに似ていますが、抗生物質での治療が必要で、処方された薬は指示どおりにきちんと飲みきることが大切です。綿棒でのどをこすって細菌をとって検査することにより、約10分で迅速に診断できます。早期にきちんと薬を内服すれば、急性腎炎やリウマチ熱などの合併症を起こすことはありません。

 

出ベソ(臍ヘルニア)

生後1か月を過ぎるころからおへそが盛り上がってくることがあります。おなかの中の胃や腸などの臓器は腹壁筋という筋肉や筋膜で囲まれていますが、生まれた直後はおへそのある部分だけに隙間があります。生まれて間もなく自然にふさがれてきますが、この隙間が大きいと、おなかの中の腸がこの隙間から出てくるため(これをヘルニアといいます)なかなかふさがりません。ほうっておいても1歳ごろには約8割は自然に治りますが、大きいものでは治りにくく、治っても伸びきったへその皮膚がたるんで手術で治すこともあります。当院では、乳児期早期(生後1ヵ月半~2ヵ月)から臍を圧迫固定し、テープで固定する治療を行っています。ほとんどは1~2ヶ月で治り、へその皮膚がたるんで出ベソ(臍突出症)を残すこともないのでお勧めです。